【高金利・利便性◎】我が家のネット銀行活用術(楽天銀行/auじぶん銀行/あおぞら銀行BANK支店ほか)
唐突ですが、「1歳の息子に将来読んでほしい内容」を記しておきます。
富山に住んで約30年。数年前までは何も考えずに某地方銀行をメインバンクにしていた私。
「富山県民なら黙って北◯銀行でしょ!」って感じでした。
多分「地方県民あるある」ですが、小さい頃に親が開設してくれた口座を惰性で使い続けるんですよね。
特に何の検討もせずに、就職後も「なじみの北○銀行へ給与振込!」みたいな。
でも、私は数年前に家計に真剣に向き合った際、メインバンクをネット銀行に変えたら、幸福度が向上しました。
我が息子よ、
例えば500万円を預けた場合の
実質的な年間受取利息(税引後)は…
- 一般の銀行(0.001%)…39円/年
- 「楽天銀行」や「auじぶん銀行」(0.1%)…3,984円/年
- 「あおぞら銀行BANK支店」…7,968円/年
これだけ差が出て、利便性もUPするのなら使わない手はないぞ!
ということで、富山在住パパが、実践しているネット銀行の活用法について書きます!
我が家のネット銀行活用法
2021年7月現在、我が家では主に「楽天銀行」、「auじぶん銀行」、「あおぞら銀行BANK支店」、「住信SBIネット銀行」を次のとおり、用途に応じて使い分けています。
(1)生活費の管理
⇒「楽天銀行」
(金利0.1%/利便性◎/楽天証券での資産運用に◎)
(2)いざという時の現金・住宅ローン管理
⇒「auじぶん銀行」
(金利0.1%/利便性◎/住宅ローン金利◎)
(3)当面使わないお金
⇒「あおぞら銀行BANK支店」
(金利0.2%/利便性△〜○)
(4)外貨・積立NISA用資金管理
⇒「住信SBIネット銀行」
(金利0.01%/利便性◎/円→ドル手数料が安く、SBI証券での資産運用に◎)
上記以外は、楽天証券(国内株式・債券)、SBI証券(米国株式・債券)にて資産運用
※上記の金利は「普通預金金利(年利)」です。(1),(2),(4)の金利は系列の証券口座と紐づけた場合の優遇金利です。ちなみに、(3)の金利は条件なし&業界最高です。
証券口座と紐づけるといっても、証券口座を開設して、簡単な初期設定さえすれば、あとは高金利が継続的に適用されます。
我が家の場合、楽天証券やSBI証券は投資に活用してますが、正直、auカブコム証券は、auじぶん銀行の預金金利を上げるためだけに口座開設しました。
ネット銀行の特徴
我が家では、普段使い用として、スマホアプリが快適&手数料の無料回数が多い「楽天銀行」と「auじぶん銀行」をメインで活用しています。
そのうえで、余剰資金は「あおぞら銀行BANK支店」に入れています。
(主に米国株投資用に活用している「住信SBIネット銀行」ここでは割愛します。でも、とても素敵な銀行ですよ。)
楽天銀行・auじぶん銀行の特徴
「楽天銀行」と「auじぶん銀行」は…
- スマホアプリが使いやすい
- 記帳不要 → スマホですぐに残高や入出金状況を確認できるので、資金管理がしやすい。
- 一定の条件を満たせば、月に数回は出金手数料・他行振込手数料無料。
※特に「auじぶん銀行」は残高を100万円以上にしておけば、無料回数が多いのが魅力。
楽天銀行は残高を50万円以上にしておけば実用的な水準に。(詳細は後ほど)
- 系列の証券口座と紐付ければ、普通預金金利が0.1%と高水準
私、楽天のサービスを多用する人間なんですが、
「楽天銀行」を楽天カードの引き落とし口座に設定すると、SPU+1倍になるのも嬉しい点。(SPUとは、楽天市場で買い物する際のポイント付与が+1%される制度。)
その他、独自のポイントプログラムがあり、取引に応じて勝手に楽天ポイントが貯まるのもGood!!
楽天証券との相性も、バツグン。
我が家では2020年に住宅ローン契約(変動金利が最安水準)がきっかけで「auじぶん銀行」と出会いました。とても使いやすく、住宅ローンを契約しない人にもオススメ!
我が家の各種支払のサブカードとして活躍している「auPAYプリペイドカード」を作る際にも、auじぶん銀行の口座があれば、携帯電話がauじゃなくても大丈夫です。
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手数料無料の条件
手数料無料の条件については、いろいろと設けられていますが、まずは残高の条件を意識的に確認するとわかりやすいです。
楽天銀行の場合(ハッピープログラム)
楽天銀行の口座開設後、楽天会員の情報を連携させ、ハッピープログラムに参加してください。手続きは簡単ですのでここでは割愛します。
下記の条件をご確認ください。
楽天銀行は、残高が50万円以上(プレミアム)だと、それだけでATM利用手数料・他行振込手数料がいずれも月2回無料に。
できれば100万円(VIP)や300万円(スーパーVIP)以上にしておけば、より利便性が向上!
ちなみに、楽天銀行で給与・賞与・公的年金を受け取ると、それだけで翌月の他行振込手数料が3回無料になります。
私も楽天銀行で受け取っているので、どんなに残高が減っても毎月3回は無料となる安心感があります。
過去に給与・賞与受取を楽天銀行にした際、キャンペーンにとりあえずエントリーしといたら、20,000ポイントが当たったことがあります。
こんな「棚からぼたもち」も、ネット銀行ならでは!
auじぶん銀行の場合(じぶんプラス)
auじぶん銀行には、「じぶんプラス」というサービスがあります。残高や利用状況に応じてATM利用手数料、振込手数料の無料特典を受けられるというものです。
ステージは5つ用意されており、残高+利用状況で決まります。
ここもやはり、残高の条件で考えるのがわかりやすいです。
以下にステージごとのATM手数料無料回数、他行振込無料回数を示します。
ステージ4(残高100万円~300万円)以上のお得度が際立っているので注目です。
auじぶん銀行は残高が100万円以上(じぶんプラス4)で、ATM利用手数料・他行振込手数料がいずれも月8回無料に。
残高を確保できる場合、かなりオススメ!
あおぞら銀行BANK支店のおおまかな特徴
あおぞら銀行BANK支店は…
- 条件なしで業界最高の普通預金金利・年0.2%
【参考記事】
- スマホアプリは、「楽天銀行」や「auじぶん銀行」よりも使い勝手は劣る印象だが、残高照会は全く問題ないし、たまに振込する程度なら、問題なし。
- ゆうちょ銀行での入出金手数料が何度でも0円
基本、余剰資金を入れておく使い方なら、振込はあまりしないので、他行振込手数料についてもあまり考慮する必要はないけど、VISAデビットカード(=キャッシュカードを兼ねる)で月1回支払いをすれば、翌々月の他行振込手数料が1回無料になるよ。
そもそも500万円以上の残高があれば、その翌々月は他行振込手数料が月1回無料なのは嬉しいね。
まとめ
ネット銀行をうまく活用すれば、数々の無駄から解放されます。
銀行に出向く手間、通帳を記帳する手間、銀行で待つ時間、無駄な手数料…
それでいて、もらえる利息も、店舗を構える銀行とは比較にならないほどの水準。
今まで数十円しかもらえなかった利息が、ネット銀行に変えたことで、数千円入金されたり、好きな時間に無料で振込手続きを済ませた時には、充実感に満たされます。
もう、このご時世、ネット銀行を使わない理由はないかと思います。
といったところで、このあたりで今回は失礼します。最後までご覧いただき、ありがとうございました!