【Rinnai/RDT-52SA】ガス衣類乾燥機「乾太くん・デラックスタイプ」を徹底解説

ガス乾燥機「乾太くん」をご紹介します!
我が家は2020年に新築しました。
住宅設備を調べる中で、SNSで「設置してよかった」と大絶賛されていた乾太くん。
家づくりにあたり、絶対に導入したいと考えた私は、ママに人生2回目のプロポーズをしました。

「洗濯を干す時間・ストレスから解放された人生を共に歩もう!」
「僕に、乾太くんを導入させてください!」
熱いプレゼンの結果、我が家には乾太くんが導入されました。
本記事では、
- 「乾太くん」の素晴らしさ
- 実際のガス料金(プロパン)
- 3~4人程度の家族ならデラックスタイプが絶対にオススメな理由
このあたりをご紹介します。
「乾太くん」設置状況

設置は、新築時にハウスメーカーにお願いしました。
施主支給が可能なハウスメーカーなら、商品はネットで購入し、設置は建築工事に入れてもらうのが、安価かつ安心な方法でおすすめです。
乾太くん導入によるメリット
導入後半年以上が経過しましたが、次の理由により、心穏やかに過ごしております。
- 干すという行為がなくなる
- 冬でも、梅雨でも、乾く
- 乾き終わる時間が読める
⇒効率的に家事を進められる

洗濯というタスクが人生から消えた感じ。
保育園に通っている息子の洗濯物も、ガンガン洗えるのも嬉しい。
- 生乾き臭も皆無
- 排湿筒から屋外へ排気される
⇒部屋がジメジメしない - ガス料金が思ったより安い(詳細後述)
- 間取りの節約に貢献
⇒新築の間取り検討時、乾太くんの導入により「ランドリールームの干すスペース」が最低限でよくなった。

ランドリールームをコンパクトにできたので、浮いた面積をリビングに回せました。
子供の遊ぶスペースを広く確保でき、みんなハッピー!
- 毛布も全然OK
- 乾燥後、フィルターに衣類のホコリが溜まるので、家のホコリが減る

フィルターの掃除は「面倒くさそう」と思っていましたが、想像以上にラクで数十秒で完了。
むしろ、フィルターにホコリが集約されることで、今後、家中にまき散らすはずだったホコリを予めキャッチできるので、掃除がラクに。
- 1日に2回、3回も余裕でこなせる

一体型のドラム型洗濯乾燥機とは違い、洗濯機を回している間でも、乾太くんを同時に使用可能。
(例)洗濯機の運転時間が40分、乾太くんが60分とすると…
【行程1】洗濯機(1回目)…〈約40分〉
【行程2】乾太くん(1回目)+洗濯機(2回目)…〈約60分〉
【行程3】乾太くん(2回目)…〈約60分〉
洗濯物の量や洗濯機の種類によっても若干異なりますが、約2時間40分で、洗濯2回分が乾燥まで完了。
デメリット(強いて言うなら…)
デメリットは、ほぼ感じていません。
ですが、「人によってはデメリットになるかも?」という点を頑張って絞り出します。
- まあまあの運転音
イメージとしては、洗濯機の脱水時の音よりは、大きい運転音がします。

戸建てなら全然気にならないレベル。
- 衣類が縮む
乾燥後、取り出す際に若干の静電気を感じる。
(なお、デラックスタイプには、静電気軽減ボタンがあります。)

特に冬場は厚手のものが多いので、乾燥後、衣類が静電気を帯びている印象。
でも、手にバチっとくるほどでもないです。
- 乾太くんの設置が大変
一般的な設置方法だと、壁に穴をあけて排湿筒を付ける必要あり。ガス接続工事も必要。
レビューをチェック
ガス料金について
ガスには「都市ガス」と「プロパンガス」がありますが、これはお住まいの地域によって異なります。

我が家は、都市ガスの供給エリア外だったため、プロパンガスの業者を選ぶことになりました。
プロパンガスなら業者検討が必須
徹底的に業者を調べたところ、多くのプロパンガス業者があり、料金もマチマチであることが判明。

富山県で有名なガス会社は、都市ガスも提供する「日本海ガス(株)」
ですが、我が家は、もっと安い業者と契約しています。
enepiなら、ネットで複数比較が可能。
時期によっては、Amazonギフト券がもらえるキャンペーンなども。
で、我が家は、複数社検討した結果、値段の安さ、安心感などから「サカヰ産業(株)」に決定しました。
営業の方の対応もよく、ガス乾燥機専用の割引プランもあり、安いので、大変満足しています。

上記プランは、ガス乾燥機を30分以上連続利用した場合「30分を超えた利用分について、割引単価が適用される」というものです。

ここでお伝えしたいのは、サカヰ産業(株)の割引プランの詳細ではなく、しっかり業者を選べば「安くできる」ということ。
いろいろと調べてみることをオススメします。
ちなみに、我が家は50kgのボンベを2本設置。
乾太くんの利用頻度は2日に1回ほどですが、この場合、大体4か月くらいは交換なしで済むとのことです。
(※交換は勝手にやってくれます。)

気になるガス料金(我が家の場合)
月のガス料金(プロパン・基本料金込)は概ね次のとおり。
乾太くん(5㎏タイプ)を月15回程度使用し、ガス料金は2,500~3,000円程度(うち基本料金が2,090円)
毎月それくらいで、季節による料金のブレは、ほぼありません。
その理由は、料金の内訳を見れば容易にわかります。

支払額2,748円のうち、基本料金が2,090円(1,900円+税)と全体の約76%と大半を占めています。
一方、ガス使用料金は658円(598円+税)とほとんどかかっていません。
大半を占める基本料金は定額なので、
たとえ、平均的な月より多く「乾太くん」を使用しても、たいして請求金額は増えない!
また、しっかりと割引も適用されています!

極論、「1回も使用しなくても基本料金の2,090円」がかかるし、「15回使用しても今回の2,700円程度。」
仮に20回使用しても、3,000円もいかない程度です。
我が家では、1回あたり○○円とは考えず、
毎月3,000円未満のガス代で、洗濯物を干すストレスをゼロに
といった感覚でガンガン回しています。
乾太くんのセールスポイント
メーカーであるRinnaiのホームページの情報がわかりやすいので、私の体験談を交えつつ、見ていきたいと思います!
乾燥時間について

「5kgで52分」との記載ですが、半年使った印象では、概ね合っていると思います。

厚手のものをたくさん回した日は、1時間以上かかるときもあります。
一方、少な目の時は45分程度で終わることも。
回し始めて、しばらく経つと、おおよその終了予定時間が表示されるので、目安にしています。


1回あたりのコスト・我が家のガス料金

これは、お住まいのエリアでも結構変わってくると思うので、一概には言えないかとは思います。

一般に都市ガスの方が安いと言われていますが、先述のとおり、プロパンガスでも、業者をしっかりと選定すれば、意外に安く抑えられます。
天気を気にせず、思い立ったときすぐに

「乾太くん導入によるメリット」でも書きましたが、とにかく、雨や雪を気にせず、いつでも気軽に乾燥できるのは、最高。

花粉や黄砂とも無縁なのもホントありがたい
生乾き臭カット・菌も99.9%減少

生乾き臭も皆無。取り出した時のホカホカ感はたまりません。
菌のことはよくわかりませんが、匂いが皆無なので安心です。
ふんわり仕上がる


乾太くんを使用するようになってから、バスタオルのゴワゴワ感が減りました。
良い生地のタオルなら、違いは特に顕著。
参考まで、乾燥前と乾燥後の写真を載せておきます。


ふんわり感、それなりに伝われば幸いです。
シャツのシワも大風量で軽減

私も普段、形状記憶のワイシャツを着ていますが、アイロンは使用していません。

乾太くんにかければ、ほぼシワがない状態で仕上がるので、そのままハンガーにかけて終了。
ドラム式ではなく、乾太くんを選んだ理由
乾太くんを検討する際、多くの方が「ドラム式全自動洗濯乾燥機」と迷うと思います。
ですが、我が家は次の理由により、「乾太くん+縦型洗濯機」の組み合わせを選択しました。
- ドラム式は所要時間が長いが、乾太くんは早い。
(機種にもよるがドラム式は1回4時間ほど) - ドラム式は、乾燥時に湿気が溜まるが、乾太くんは屋外へ直接排気
- ドラム式よりも縦型洗濯機の方が、洗浄力が高い
- 以前から使っている縦型洗濯機がまだまだ現役
- 乾太くんの口コミが良すぎ

実際、過去にドラム式を使っていたこともありますが、乾燥まですると結構時間がかかるんです。
我が家の場合は、「乾太くん+縦型洗濯機」にして完全に正解だったと思います。
「デラックスタイプ」と「スタンダードタイプ」どっちがいい?
結論、乾燥容量「5kg」を選ぶ家庭なら、確実にデラックスタイプをオススメします。
- スタンダード(RDT-54-SV)
希望小売価格(税込)140,800円 - デラックス(RDT-52SA/RDT-52SA-R)
希望小売価格(税込)173,800円
価格差が33,000円ありますが、圧倒的にデラックスタイプ推しです!
なぜなら、フィルターが前扉にあるから。
これに尽きます。

3~4人くらいの家庭なら「5kg」で十分かと思いますが、それ以上の家族になると、「8kg」も検討の余地があるかと思います。
実は、「8kg」にはデラックスがないので、その場合、必然的にスタンダードになります。

デラックスタイプは、前扉を開ければフィルターをすぐに取り出せます。
一方、スタンダードタイプは、庫内の奥側にフィルターがあるので、毎回、頑張って取らないといけません。
我が家のように洗濯機の上に設置している場合は、なおさら厳しいです。

乾燥終了後、フィルターに衣類のホコリが溜まるので2回に1回くらい、掃除する必要があります。
その都度、庫内の奥からフィルターを外すとしたら、結構しんどいと思います。

ちなみに、フィルターの掃除自体はすぐに終わります。
ペリペリと楽しいですし、1分もかからないです!
ブラシ等を使ってもいいのですが、僕は気にせず、素手でとっています。
洗濯後の衣類から出たホコリだから、汚くないですし。
こんな感じで、手入れのしやすさが段違いなので、5㎏を購入される場合は、圧倒的にデラックスタイプをオススメします。
最後に
これまで、乾太くんの魅力を熱く語ってきたつもりなので、最後は短めに終えたいと思います。
乾太くん、好き。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。